(海に降り注ぐ光を東山よりのぞむ@Hard Core Dirty City)


さて二日目です。道南の。日曜日に書くはずだった。でも怠けた。
思いのほか体と精神にダメージが残っていて無理でした、日曜日は。

気を取り直して、行ってみようか! R-October Sessionのメイン=道南ツアーの二日目!!

前日のCrazy Nightを乗り切り、疲れがまるで抜けていないにも拘らずRTF with Bird の4人(Exマンベ君)はそれなりに朝早く起床。
朝の体操で目を覚まして、本日の予定を何となくディスカッション。本日2日目は市内をさらっと観光〜ラッキーピエロを買う〜大沼へ行くトラピスト修道院でスケートをする〜臼別温泉でキャンプアウト! おおむねこんな感じ。

ディスカッションにも参加せず、だらしなく口をあけていつまでも寝腐っていたマンベ君ことRYOを文字通り叩き起こし、腹が減ったので朝市へ向かう。函館に住んでいたころは通学の際に通る程度で特に興味も無く、まともに行った事すらない函館朝市。数年前家族と来た時にも驚いたのだけど、最近はすっかり小奇麗な観光用市場に変貌を遂げています。特に買いたいものはないし、売ってるものの値段も詐欺同然だが…

さて腹ごしらえに選んだのは朝市敷地内にある老舗の『きくよ食堂』。朝市を訪れる観光客に人気の食堂だ。昔はただの小汚くかつ小さい食堂だったのに、すっかり調子こいた感じの店構えになってましたね。久しぶりに地元に帰ってきて、こんな観光客向けの食堂で観光客向けの価格の定食を食うとは夢にも思わなかったけれど…飯は旨かったからまぁ良しとしよう。



腹ごしらえも終わり、ホテルをチックアウト。とりあえず昨日フォトセッションをしてもらったタニスギ氏のもうひとつの写真館『旧小林写真館』へ!

ちょっと『旧小林写真館』に関する説明を・・・
『旧小林写真館』は函館に現存する最古の写真館で、明治35年創業、写場は築100年。古き良き時代「明治・大正の佇まい」をそのまま現代に残しています。かつては歌人「石川啄木」も家族写真などを撮りに通った由緒ある写真館です。


昨日のフォトセッションからもう1枚!!


今日は撮影予約がたくさん入って忙しいというタニスギ氏に時間を作ってもらい写真館を見学。ここでもタニスギ氏に少し写真を撮っていただきました。


こちらはマンベ君撮影のちょっと気取った私…


しばし歓談の後、タニスギ氏と後日のツアー合流(尻別川ダウンリバー・フォトセッション)を約束し、観光地として人気の函館・西部地区をちょこっと車で流し、KOBの母校(の仮校舎)があった八幡坂で写真撮影。このとき少し肌寒かったのでSweatのフードとOuterのフードを2枚被ったRYO君が、マトリョーシカという新しいニックネームを手に入れた。

(そのマトリョーシカ君です)

この後オイシイRYO君は2分おきに、KOB,PISE,TANOから『マトリョーシカッ?!』と頭をぶっ叩かれ続けることとなりました・・・

他の観光客に迷惑になっていたので写真撮影も早々に切り上げ、一行が向かったのは、Mt.Hard Core Dirty!そう、臥牛山とも呼ばれる函館山です。所謂観光です。

まぁ、こんな感じです…ちなみにKOBはいまだに生・夜景見た事ありません。

しばし展望台でだらだらしていたものの寒いんで早々に下山し、ラッキーピエロへ。昼食をテイクアウトするため出来上がりを待っていると、マトリョーシカ君は隣のハセガワ・ストアで焼き鳥弁当を3つも購入。ハンバーガーを2個ORDERしようとしてPISE君の逆鱗に触れ、『てめー、痩せれって言ってるべや!そったらブタだからまともにKAYAKも漕げねーんだべや!』と観光客がたくさんいる店内で殴る蹴るの暴行を受け、結局ハンバーガー1個しか注文させてもらえず、それではもたないと判断したためか、こっそりラッピを抜け出して大暴走。しかも言い訳が『今日はキャンペーンで焼き鳥弁当が3つで1000円だったから・・・』 しかも買ったその場で食い始め、再び『マトリョーシカッ?!』と頭をはたかれ続けるRYO君。ハードなツアーをこなしながら着実に肥えている姿は神々しくもありました。

昼食を積載し、一路大沼へ! 目的はお土産の大沼団子を買うこと! …となんかあったような気がするが思い出せず、ともかく大沼へ進路を取る。間もなく新道に乗ろうかというところで、ハッと思い出したのがイクサンダー(タノチンは最後までビッグサンダーと言ってたけど)の事。そう、KAYAKのフォトセッションは当初は26日の早朝に大沼で行なう予定だったのです。それがキャンプを中止したためにすっかり忘れてたわけやね。札幌を出発する前日に、大沼でどこか写真栄えする場所は無いか、あわよくば宿泊場所を提供してもらえないかとイクサンダーのヒゲさん(本名不明)に電話で問い合わせ調子よく『寄りますねー』なんて言ってしまったのだった。行かずばなるまい。ヤッパリここは。そんなわけで大沼団子を買い、そこらへんに突っ立てた観光協会の部長(?)だかに場所を聞き、行ってきましたイクサンダー! 都合よく…いやいや残念ながらヒゲさんはツアーに出る寸前。なんとか軽い挨拶をし、少しだけスタッフの兄ちゃん&姉ちゃんとしゃべって終了!
全員に『何をしに来たんだ?』と突っ込まれつつも義理を果たした満足感でいっぱいでした、私。

ここいらへん急いでいたのと、寒かったのと、大して興味がわかなかったのと、マトリョーシカが怠けたので写真は無しです。

この後大沼から北斗市へ、そしていよいよトラピスト修道院へGO!!

国道を右に入り、線路を越えていったん停止! BGMをこいつにChange!両脇を高い木々で囲まれたまっすぐ続く長い荘厳な道をこの曲を聴きながら走り、ついに到着!


目的はSKATE!! Loadedboardで修道院から国道までの道を滅多切り!観光地としても人気のあの長い坂でロング・スケート滑るため! 特にカソリックに興味は無いので観光は無し!



しばし、遊んで記念撮影! 記念撮影中もShafferは滑りっぱなし!
Shaffer、セクターなんて投げてLoaded買うべって!

快調に滑って一休みしてたら僕の横に軽トラックがやってきて、窓を開けて一言『ここは教会だがら、スケボーすんなって言ってるべ? 殺すど、コラッ!』と修道院の人に怒られたので適当に謝ってスケートは強制終了。立ち去るまで見張られてそうなので今後の予定を緊急ミーティング。ここで僕がある大きなミスを犯してしまった。僕らの当初の予定ではこのまま臼別温泉へ向かい、肉(内蔵とラム)食ってBeer 飲んで温泉浸かって寝るはずだったのが…

『Shaffer、この先に侍の城があるけど行きたい?せっかく侍の格好で写真取ったしさ』と軽い気持ちで聞いてしまった。釧路〜日高も含め長いドライブ続きだったので、ロングドライブに疲れて『行かない』って言うと思ってたら…

『行く。絶対行く。さぁ今すぐ行こう!』と車に乗り込んでご機嫌になってしまった。間もなくRYOの車のHeavyMetalが大音量で響きだし、『早く行こうぜ!』とShafferも待ちきれないご様子に。TANOチンとPISEから浴びせられる冷たい視線に耐え切れず、ブツブツ文句を言うマトリョーシカに八つ当たりして、仕方ないので松前城に出発!考えたら18年間函館に住んでて松前なんて一度も行った事がない。多分。通った事くらいはあるのかな? いったいここ(渡島当別/木古内)からどのくらい遠いのかな?? みんなには1時間で着くって言っちゃったけど… なんてことを考えつつ道南は私の担当ってことでハンドルを握り締め、海岸線を一路南へ!

ここで疲れと眠気を吹き飛ばしてくれたのが、シーゲル梶原!





国道を南西に1本道のはずなのに何故だか不安になり、スマホのナビを検索しつつ知内町や福島町を通り過ぎ、到着しました夕暮れの松前城!

どれくらい時間がかかるか知らされず、ずっとおしっこを我慢しながら運転していたマトリョーシカはイキオイよく下車すると同時に普段の歩く速度とは明らかに違う009ばりの高速移動でトイレへまっしぐら!『お〜い、マトリョーシカ!』と追いすがる我々を振り切り、険しい顔でトイレへ走りこんだRYO君。ここで再びニックネームは『マンベ君TURBO』に変更!(コレも後数時間で変わるのだけれど)

入館し様々な資料を見学!

とりあえず松前城で1枚!


他にも色々撮った気がするけど、またの機会にね!

さて、すっかり日も落ちたところで松前にマサカあるとは思わなかったラルズで食材を仕込み、いよいよ臼別温泉へ!

途中Beerを買いに寄ったコンビにで『熊危ねーからキャンプはお勧めしませんけどね』と言われるも、もう面倒なんで何も考えずにCAMP! 曇りがちだった空も雲が無くなり、見れた空いっぱいの星空と真っ暗な温泉、最高の宴、今日の締めくくりには最高のフィナーレ! 


駄目な大人の修学旅行『秋の道南 絶景 湯とけむりの旅』Part.3は明日以降に!

次回は更に新たなニックネームを手に入れたマンベ君(TURBO)こと、マトリョーシカッ!こと、RYO君の『L.A.手ガンズ』事件が起こった丑三つ時あたりから書きはじめたいと思います。

今日はコレまで、お疲れさん!!